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セゾンプラチナ・アメックスを手放した理由、それでもなお最強カードと思う理由とは? | 旅コンシャス

マイルとか

セゾンプラチナ・アメックスを手放した理由、それでもなお最強カードと思う理由とは?

2021-08-30

JALマイルをたくさん貯められそう〜♪ということで10年以上前に作ったクレジットカードがセゾンプラチナ・アメックス。長い間お世話になってきましたが、とうとうお別れすることに。

今やもっと効率よくマイル獲得可能なカードが存在しているにもかかわらず、セゾンプラチナ・アメックスを持ち続けてきた理由、そして今回ついに解約を決意するに至った理由とは……

セゾンアメックス入会の経緯

今でこそJALマイルを貯めるならSPGカードといわれていますが、当時(10年前くらい?)はこのセゾンアメックスが最有力候補、「陸マイラーなら持つべきカード」でした。

まずはゴールドカードから始めて、コツコツと真面目に買い物して(?)真面目に支払っているとそのうちインビテーションが届いてプラチナカードに……という流れ。

その後、プラチナも本人からの
直接申込みが可能となったので、
今ではもうコツコツと(?)
利用履歴を積み上げる必要はありません!
いきなりプラチナからデビューが可能です♪

もちろんインビテーションが届いたからといってプラチナに切り替える必要性はなかったのですが、

  • 旅行保険が手厚い
  • コンシェルジュサービスが利用可能
  • 「セゾンマイルクラブ」の年会費
    (税抜4,000円)が無料

といったプラチナにしか付帯しない各種特典が決め手となってアップグレードしました。

要するに、年会費2万円(税抜)という決して少額ではないコストも十分にペイできると判断しての決断でした。

だからやめられなかった!セゾンプラチナ・アメックス

JALマイルを貯めやすいという観点からだけにとどまらず、更新するたびに付与される系列ホテル無料宿泊特典で実現する圧倒的コスパの点からも、飛行機旅が好きな人にとってはおそらく現時点での最強の1枚といえるSPGアメックスカード。

私もこのSPGアメックスカードを数年前に作りました。

そういうことならセゾンプラチナ・アメックスはもう要らないよね?となりそうなところですが、それでもずっと持ち続けてきたのには理由があります。

どういった理由かというと…… 以下のような理由です。

他カードではつかないポイントがつく!

公共料金や税金でも、モバイルSuicaへのチャージでもポイント(≒JALマイル)がしっかりつくという点で、セゾンアメックスは貴重でした。

他のカードだとポイント付与対象外だったりポイント付与率が下がったり……。

海外旅行時に往復とも荷物を送れる!

多くのカード会社の手荷物無料宅配特典が帰国時のみとなっている中、出国前にも荷物をあらかじめ空港に送っておけるのは大きな魅力でした!

帰国時の手荷物宅配は「お土産で荷物が増えても大丈夫だから、カードをジャンジャン使ってね!」というカード会社側の思惑を反映したサービスです。

でも、我が家の場合そもそもそんなにお土産買いこまないし、濡れた水着などを詰め込んでいることも多いので、むしろ重かろうがなんだろうが一刻も早く持ち帰りたい(そして洗濯したい)!

実際、帰国時に空港から荷物を送ったことは
一度もありません。。。

逆に出国時は、ダイビングのギア類を入れた大きくて重いスーツケース1個を送っておきたいことが多かったんです。

身の回りの品は直前まで自宅でも使うことが多いですが、ダイビング用品は現地に着くまで使わないから、先行して送りやすい!

帰国時だけでなく出国時にもスーツケースを無料で送れる特典にどれほどお世話になったことでしょう……!(カード会社の意図を考えると申し訳ない限りですが)

往復とも対象となる手荷物無料宅配特典として提供しているカードは探せば他にもあるのですが、ダイナースクラブプレミアムとかVisaプラチナとかいった年会費が高額なものばかり。(10万円を軽く超える場合も……)

そこそこの年会費でとなると、私の知る限りセゾンプラチナ・アメックスとプロパーのアメックスカード各種(種類によっては帰国時のみ)くらいでした。

プライオリティパスも無料特典!

世界中の空港ラウンジの利用が可能となるプライオリティ・パスが特典としてついてくるセゾンプラチナ・アメックス。

プライオリティ・パスには3つの種別があり、その種別によっては利用回数に制限が設けられている場合も。

ですが、セゾンプラチナ・アメックスに付帯するプライオリティ・パスは一切制限なし、何度でも無料で利用できるプレステージ会員のそれです!

プライオリティ・パス会員として無料で登録できますよ〜♪というカードは他にもありますが、無料利用回数は年2回だけとか、会員利用料金が都度かかるとかいったことも少なくないので、これはかなりのお得感があると思います。

残念ながら本会員のみに対する特典なので、家族会員である私はその恩恵を被ったことはないものの、本会員である夫は海外出張時に使うこともあったようです。

コンシェルジュ・サービスを利用できる!

コールセンター

「横浜駅近辺で、5千円前後/人の予算で、ワインの品揃えが良くて個室が利用できるイタリアンは?」

「この週末に泊まれる羽田空港へのアクセスが良いホテルは?宿泊料金は1万円台を希望」

「知人が宿泊するホテルの部屋に、お祝いの花束を届けたい」

セゾンプラチナ・アメックスを保有していれば、電話1本でそんなお願いに全力で応えてくれるコンシェルジュ・サービスが利用可能です。

2、3度利用したことがあるのですが、素晴らしい対応で、結果にも満足でした!

センチュリオンデザインへの未練……!

別にデザインなんてカード機能にこれっぽちも影響しないのですが、それでもなんとなく嬉しかったですね、センチュリオン。

一種のステータス病だといわれればその通りなのですが、ブランドバッグを持つとウキウキするというのに近いでしょうか?

そんな気持ちとともにあったカードだけに、手放すという選択肢が頭に浮かび始めたときには言い難い寂しさを覚えました。

プロパーのアメックス以外でセンチュリオンがデザインされているカードは、私の知る限り他にはありません。セゾンアメックスだけ。
本家アメックスは中央部に小さく描かれていますよね。食器に喩えると、ロイヤルコペンハーゲンの元祖ブルーフルーテッドがプロパーのアメックスの、近年になって発売されたメガがセゾンアメックスのカードデザインといったところでしょうか?

ちなみに現在のこのデザインは、私の記憶では確か2回リニューアルした後の3つ目のデザインだったかと。

最初はもっと銅版画的な繊細な線で描かれていて、その後セゾンのロゴマーク部分がセゾンカラー(青と緑)になってセゾン色が強まり、そしてこの3枚目ではセゾンカラーが消えると同時にセンチュリオンの描画が若干のっぺり&もっさりとした感じに……。(←あくまで私が個人的に受けた印象ですが)

それでも解約することにした理由

そんなこんなでなかなかに後ろ髪を引かれたセゾンプラチナ・アメックスでしたが、次に挙げるような事情を総合的に考え、ついに解約を決意しました。

SPGカードがメインカードになった

今や陸マイラー必携クレジットカードとして知られるSPGカード。

我が家で主に貯めているのはJALマイルですが、単純にその還元率だけでいえばSPGカードは最高で1.25%、セゾンプラチナ・アメックスは1.125%。

SPGカードのほうが還元率が高いので、メインカードがSPGカードになるのはごく自然な流れです。

クラスに応じた特典が提供されるセゾンクラッセのサービスで最高クラスの星6つに認定されれば還元率1.375%までアップする計算なのですが……
毎月更新されるので、星6つを維持するにはこまめに支払い履歴を残したりアンケートに答えたりと神経を使いそう(´ε`;)

税込み22,000円とプラチナカードとしては破格の年会費ながら、「たいして利用もしないのに支払い続ける金額」としてはちょっと多すぎます。(あくまで我が家の、というか私の金銭感覚ではということですが)

セゾンの付帯保険の条件が変わった

セゾンアメックスに限らず、本家セゾンの付帯保険についての変更ですが、海外旅行傷害保険の適用条件が変更されました

簡単に言うと、自動付帯から利用付帯への変更です。

旅行費用をセゾンアメックスで支払ったかどうかにかかわらず、自動的に保険適用となっていたのが、航空券代や宿泊費といった旅行費用の骨格部分の支払いを当該カードで行っていなければ適用されないよとなったわけです。

これは他カードでもよく見られる、というかむしろカード利用を条件として保険適用されるというのが主流ですので、「やたら優遇されてたのが通常レベルになった」に過ぎないのですが、改悪には違いありません。

それに、そうなると他の手持ちクレジットカードの付帯保険の条件と横並びになってくるので、セゾンプラチナ・アメックスならではの旨味はなくなってきます。

とはいえ、セゾンプラチナ・アメックスの付帯保険内容の充実度の高さは確かなので、念のために各カードの保険金支払条件を確認してみました。

その結果、「賠償責任補償は5,000万円は必要。4,000万円では足りない!」といったシビアな要求がないのであれば問題とはならないことがわかり、付帯保険の点はクリアできました。

敢えていうなら、セゾンプラチナ・アメックス解約によってロストバゲージや飛行機遅延の際の補償がかなり縮小されてしまうのですが、そうした種類の補償は「ありがたい」というレベルのものであって「ないと窮地に陥る」というものではないですからね。気にしないことにしました(^^;)

Yahoo!公金払いが終了することになった

これはカード会社側の事情ではないのですが、固定資産税やら自動車税やらのカード払いを可能にしてくれていたYahoo!公金払いのサービスの終了が決まりました

ショック……(>_<|||)
今後はどうやって納税するのが最善なのでしょうか?
また検討しなくっちゃ!

前述したように、税金の支払いであってもしっかりとJALマイル獲得につながるところが魅力のひとつだったので、これは大きなマイナスポイントでした。

公共料金支払いは他カードでカバー

他の手持ちカードでのポイントのつき方を再確認したところ、JAL OPカードやdカードでも公共料金支払いに対しポイントが付与されるとわかりました。

毎月必ず支払わなくてはならない上にそれなりの金額となる公共料金。その支払時にポイントがつかないとなるとかなり悔しいですが、そんな悔しい思いをしなくても済むとわかったことは、長年お世話になってきたクレジットカードを解約しようとしている私の背中を確かに押してくれました……!

JAL OPカードのポイント付与ルール改定

JAL OPカードでモバイルPASMOにチャージした場合のポイント付与ルールが、ちょうど2021年9月16日付けで改定されることとなりました。

JALカード OPクレジットにおけるショッピングマイル積算対象の変更について

解約予定のカード有効期限が8月なので、
ほんの少しの期間だけカバーしきれませんが、
まあそこまで細かいことは気にしません(^▽^;)

従来はマイルやポイントの付与対象外となっていたモバイルPASMOへのチャージ分でしたが、ルール改定後はOPポイントの形で付与されることに。

貯まったOPポイントはJALマイルに交換できるほか、たとえば小田急系のお店で1P=1円として使えます。

そのため、前述のように公共料金の支払いに利用することにしただけでなく、交通系ICカードへのチャージ元としても利用することにしました。

もともと使っていたのはPASMOではなくsuicaでしたが、日常的にJRを利用するわけでもない私と夫はこれを機にPASMOに替えることに。今は全国で相互利用が可能ですしね!

一部路線では使えないといった例外はあるものの、エリア的にはほぼ網羅されている状態。もはやカード種類を分けてる意味って……。

全国の交通系カードを1枚に集約してもよいのでは?
と感じているのは私だけではないはず!

ただ、一点妥協したのは、都度チャージではなくオートチャージとしたことです。

万一スマホを落としてしまったときのことなどを考えて、敢えてオートチャージは避けていたのですが、JAL OPカードはApplePayに対応していないんです。(なぜ―――!?)

PASMOアプリを経由すれば都度チャージも可能ですが、いかんせん面倒。

オートチャージは1日当たりの利用限度額が1万円、1ヶ月当たり5万円と、そこまで大きな被害は出ない仕組みになっているということで、オートチャージに踏み切ることにしました。

また、不安であればエクスプレスカード設定(認証不要で支払い処理ができるようにする設定)をOFFにするという対処法もあります。
アプリ経由すら面倒くさい私にとっては到底許容できる対処法ではありませんが……(-_-;)

ダイビングギアはレンタル派になった

夫婦2人の頃はダイビング用の重器材(ホースをタンクにつなげて呼吸するための「レギュレーター」とか、浮力を調整するベスト「BC」とか)も自前のものを持参したものでしたが、子どもが生まれて荷物(と手間)が増えてからはもっぱら現地レンタルに。

それでもシュノーケリングにも使う軽器材(シュノーケルやフィンなど)は持参していますが、そのくらいなら自力で運んでもそこまで大変ではありません。

結果として、ギアを詰めたスーツケースを先行して空港に送っておくことがほとんどなくなり、セゾンプラチナ・アメックスならでは(と私は感じていた)の「往路における手荷物宅配サービス」の利用機会が著しく減っていました。

空港ラウンジについて割り切れた


SPGカードになくてセゾンプラチナ・アメックスにはある特典のひとつが、プライオリティ・パスです。

スタミナ不足のため体力温存を第一に考える必要性のある私、少し面倒があると途端に雲行きが怪しくなる気難し屋の夫、小学生男児パワー炸裂で搭乗口前のシートにおとなしく座っているなんてできっこない息子という組み合わせの我が家にとって、待ち時間を快適に過ごせるラウンジという空間は本当に貴重

とはいえ、JALやANAのステータスホルダーならOne World系列とStar Alliance系列の航空会社のラウンジが利用できます。

そうなると、プライオリティ・パスがあって助かった〜!というケースは、基本的にはスカイチーム系列の航空会社(あるいはどこのアライアンスにも属していない航空会社)の利用時に限られるわけです。

それに、そこまで贅沢を言わなければカードラウンジという手もありますよね。

我が家(というかパスのホルダーである夫)の場合はまさにそれで、結局利用したのは10年以上におよぶカード会員期間中に2〜3回程度。メリットを享受しているとは到底いえない状況でした。

海外出張がすごく多いような人であれば、プライオリティ・パスも真価を発揮するのでしょうが、海外出張も海外旅行もごくたまに行くだけの我が家の場合、はっきり言って「宝の持ち腐れ」になっていました。。。

それでもなお、夫は「え?プライオリティ・パスなくなっちゃうの?」とやや不満気でしたが……。

たいして使いもしなくても、
既に持っているものを奪われるとなると
そんなものですかねー?(- _-;)

解約したものの未練タラタラ……

そんなこんなで長年セゾンプラチナ・アメックスを退会。

長い年月使っていると生活の一部として組み込まれている部分も多く、カード引き落とし先変更やらETCカードの切替やらで結構面倒でしたが、なんとかやり遂げました。

だけど……

スッキリしたかと言われると、「やっぱりなんだか寂しい」というのが本音です

心にポッカリ穴がという表現はさすがに大げさですが、それに近い感覚は確かにあります。

ちょうど冬のスキー旅行の計画を立てていて、「スキー用具、空港に送っちゃえばいいよね!……あっ、もうダメか。できないわ」と気づいたときのなんとも言えない気持ち……。

普通に送料払って送ってもらえばよい話ですし、そもそも空港ではなく宿泊ホテルに直接送るのが一番合理的。
でも、私は貧乏性なもので「お金払ってまで荷物を送ってもらうつもりはない」というスタンスです(^^;)

また、これはセゾンアメックスとしてではなく、セゾンとしての特典になりますが、永久不滅ポイントにもとーってもお世話になっていた我が家なんです。

基本的にはJALマイルを貯めることに注力していた我が家でしたが、その裏でセゾンの永久不滅ポイントもそれなりに貯まっていたんですよね。

気がつけば、ここ何年かの間に我が家にやって来た電化製品の多くが、貯まった永久不滅ポイントで交換した品という状態になっていました。

Bluetoothスピーカー、掃除機、体脂肪計……

直近では夫用の骨伝導ワイヤレスイヤホンも
永久不滅ポイントでゲットしました……!

こんなにも暮らしに密着していたのねと改めて痛感しています。

やっぱりオススメできると思うセゾンプラチナ・アメックス

付帯保険の利用条件の点では改悪となったセゾンプラチナ・アメックスですが、その分他で魅力的な特典を新たに用意してくれています。

たとえば、一見さんお断りの老舗料亭利用やお茶屋遊び、星付き名店の一流料理人の派遣、予約困難店の特別リザーブなどなど、人生を豊かにしてくれるようなサービスを提供する「セゾンプレミアムセレクションbyクラブ・コンシェルジュ」、厳選レストランでのコースメニューを2名以上で予約すると1名分が無料となる「セゾンプレミアムレストランby招待日和」などです。

「セゾンプレミアムレストランby招待日和」は
現時点では期間限定みたい。
同様の特典はダイナースにもありますよね。

セゾンからの案内文にもありました。

そう、コロナ禍で海外に行けないという「今」にふさわしいサービスへの変更なんですよね、要するに。

海外旅行時用の保険内容を充実させるよりも、もっと日常的に使えるサービスを充実させるほうが(少なくとも今は)カード特典としての利用価値は上がります。そう考えれば合理的な方向転換といえるでしょう。

こうした動きは他カード会社にも見られ、セゾンもそのうちの一社というだけの話です。

あれやこれやを考え合わせて私がセゾンプラチナ・アメックスについて出す結論は、

「うちは退会しちゃったけど、人には勧めるわ〜」

です。

時が巡り、社会情勢が変化し、やがてまたセゾンプラチナ・アメックスとのご縁ができたら嬉しいなと思います……!

▪マイルを貯めるためのカードとしてなら、セゾンプラチナ・アメックスにこだわる必要はない。
▪セゾンプラチナ・アメックスは総合得点がとても高いカード。

-マイルとか

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